✅【要約】
・BCL-QR1をQRコードのスキャナーとして利用し、スキャンしたQRコードを自社システムに連携可能
・WEB管理画面「BACS」でQRコードを確認、Webhookで自社システムに送信も可能
・インターネット接続が必要で、Wi-Fiとの常時接続が必須
・QRコードをサーバに報告する設定を行う
📘【詳細手順】
- BCL-QR1の認証方法を変更
• スマートロックのメニュー画面で「・・・」をタップし、「設定」>「動作のカスタマイズ(高度な設定)」を選択します。
• 「カギQRコードの設定」から「任意のQRコードをサーバに報告する」を選択します。
• この設定を選択すると、QRコードは認証には使用されず、サーバに報告されるのみです。
- 追加設定(オプション)
• クラウド連携後にBCL-QR1のLEDランプとサウンドを反映させたい場合、「クラウド連携後、結果をBCL-QR1のLEDランプ、サウンドに反映する」にチェックを入れます。
- QRスキャン
• 設定を保存後、BCL-QR1本体のQRスキャナーでQRコードをスキャンします。
• LEDが緑に点灯すれば、設定が完了し、次のステップへ進みます。
- WEB管理画面でQRコードの確認
• WEB管理画面「BACS」の履歴メニューでスキャンしたQRコードの内容を確認します。
• スキャンされたQRコードは「QRコードの値を連携」として履歴に登録され、QRコードの内容はユーザー欄に表示されます。
- Webhookで連携
• スキャンされたQRコードのデータをWebhookを使って、自社システムへ送信できます。Webhook設定マニュアルを参照し、送信先を設定してください。
⚠️【注意点】
- ファームウェアV1.0.68以上が必要:この機能はBCL-QR1のファームウェアがV1.0.68以上でないと利用できません。
- Wi-Fi接続が必須:QRコードをスキャンするたびにインターネット経由でクラウドにアクセスするため、Wi-Fiとの常時接続が必要です。
- QRコード認証には使用しない:この設定ではQRコードを解錠に使用するのではなく、単に内容をサーバに送信しますので、認証機能には影響しません。
- Webhookの設定:スキャンしたQRコードをWebhook経由で送信するには、Webhookの設定を行う必要があります。
BCL-QR1を、認証目的ではなくQRコードのスキャナーとして利用することができます。KEYVOXサービス経由でスキャンしたQRコードを管理画面で確認したり、Webhookで自社のシステムと連携することが可能です。
※注意
本機能は、BCL-QR1のファームウェアV1.0.68以降でご利用いただけます。ファームウェアを確認し、バージョンが古い場合は必ず更新してご利用ください。
また、QRコードスキャンの都度、インターネット経由でクラウドにアクセスを行います。そのため、Wi-Fiとの常時接続の場合のみ本機能をご利用いただけます。
あらかじめ手順に沿ってBCL-QR1のペアリング作業を完了させてください。
BCL-QR1の認証方法を変更する